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2011年05月28日

植木鉢にサツマイモ植えた

さっき、ちょっと納屋まで行ってきて、サツマイモの苗を取ってきて、家の植木鉢に植えた。
30本買った内、残り7本。
家に23本植えたのか。
夏場に冷却効果があるといいけど……

投稿者 Takenori : 18:15 | トラックバック

2011年05月25日

節電・省エネ効果の経過 - 63%削減

まずは計測。
ワットチェッカーで消費電力を測れるもの全部測る。
測りづらいものは仕様確認して、定格消費電力を調べる。
すべて調べたら、それぞれの機器の使用時間を用いて、月間消費電力を計算。

計算上開発部屋の消費電力は、253kWh/月だった。
一日中開発しているのでそれなりに電気使っている。
現時点では計算上 94kWh/月に下がっている。
63%の節電・省エネ化。半分以下になっている。

以下、主な削減方法。

計測した消費電力の高いトップ3は、PC、サーバー、照明。
これだけで 127kWh/月と半分以上使っている。
職業柄当然の結果。
当然、ここを集中的に軽減するのが一番効く。

まず、照明。全部 LEDに。
部分照明に20W蛍光灯を使っていたものを電球のクリップライト 2灯にしてLED電球にした。
これで、20Wから約10Wに。
メインの蛍光灯シーリングライトはLEDシーリングライトへ。
スペック上は 72W から 60Wだけど、外光に応じて明るさを調整してくれる機能があるのと、細かい明るさ調整があるため、フルで使うことはない。
少し暗めにして過ごしている(部分照明で机周り照らしているので、多少部屋が暗くても支障はない)。
今まで昼間は部屋の照明もつけていたけど、部分照明のみで十分と気づいたので、部分照明だけで過ごしている。
窓拭きして外光が出来るだけ入ってくるようにして。
全体を見ると 92W から 70W だけど、明るいうちは部分照明のみの 10W で、夜も20段階で一番明るい状態から14段階下にしている(下から6番目)。
旧機種のレビュー記事によると、消費電力は最大の 1/10 になるようなので、6Wくらい? ( 購入した新機種で消費電力を実測した記事は見あたらず )
つまり、10W ~ 16W 程度の照明で過ごしている。
これは仮に 16W で一日過ごしているものとして計算する。

72W→16W (44.2kWh/月→7.68kWh/月)

室内照明を暗くして部分照明で作業に必要な明るさを得るというのは、WBSでも紹介されていて、作業に支障を出さずにする節電にかなり有効な手法と言われていた。


次にサーバー。
Celeron2.0GHz(ネットバースト)のものを特に不自由していなかったのでずっと使っていた。
これの消費電力は、51W 程度。
デスクトップとしては高くもなく低くもない。
これを Atom 22W へ切り替えた。

51W→22W (36.7kWh/月→15.8kWh/月)


PC
Corei7 920 2.66GHz + GeForce9600GT のデスクトップを使用していた。
仕事で使うのでそれなりに高いスペック。
これを最新のノートPCにして、外部ディスプレイとキーボード、マウスでほぼデスクトップのように使うスタイルへ。
ノートPCは Core i7-2720QM 2.2GHz で Intel SSD 510 を積んだ。
体感的には処理速度はほとんど変わらず、SSD の効果で全体的に速くなったように感じる。
旧デスクトップの1日使って計測した平均消費電力は130W。
ノートPCは 15W。
最新のモバイルCorei7 Sandy Bridgeの省電力性能は恐ろしい。
プログラマなので、ほとんどテキスト打っているか考えているだけで、たまにコンパイルでパワー使うだけなので、省電力コントロール性能の高いノートPC だと平均消費電力はかなり下がるようだ。

130W→15W (46.8kWh/月→7.2kWh/月)


後は、待機電力の徹底したカット。
スイッチ付きのテーブルタップで使わない時は切っていくことや機器の集積化、使っていないものを外したり大容量のものにまとめたりで削減している ( 大容量HDDへまとめたり、使用していないLANケーブルを見直してハブを削減したり )。
液晶テレビはバックライトの設定を最小値に変更した。
見た目的にはあまり変化ないが、240W から 139W と消費電力は激減(40インチなので結構食う)。
テレビは平均して1日2時間もつけないのと、コスト的なことから買い換え等はしていない。
固定電話は、TF-08-Wに切り替えた。ACアダプタ等が不要で電話線の電力だけで動く。
携帯があるので固定電話はあればいい。

以上のように節電・省エネ化している。
ノートPCの消費電力を見るとサーバーはもっと下げられるんだけど、さすがにコスト的に厳しい。
後、液晶ディスプレイもLEDバックライトタイプのものにすれば下がるけど、高品質なものを使用しているので変えづらいのと、オートデミング機能で元々消費電力は低くなっている。

家全体でも消費電力を削減するために計測した結果をまとめた Excelシートと日々にらめっこして削減方法を探している。
電球をすべてLED電球にしたり、電気ポットを電気ケトルにすることは既にしている。
節電機能があるものは設定して、テレビは明るさを抑えた設定にしている。
夏に向けては、過去の取り組み以外にグリーンカーテン等によって室温を下げるためにヘチマやサツマイモを育てている。


さらなる削減を目指して、継続的に削減方法を考えていく。

投稿者 Takenori : 20:06 | トラックバック

様々な機器の消費電力を測ってみた

SANWA SUPPLY TAP-TST5 ワットチェッカー
を用いて、様々な機器の消費電力を測ってみた。

松下 1997年製 NR-D36FPX-K 67.5W ( 4月に1日測った平均値 )
タイガー PDK-A220 66W ( 保温時 )
TOSHIBA 29ZS18 74W ( 砂嵐表示時 )
HP Deskjet 6840 5~6W ( 待機電力 )
Xbox360 1~2W ( 初期型待機電力 )
Aspire easyStore Home Server H340-S3 6W ( 待機電力 ) 52W ( アイドル時 )
NEC MultiSync LCD2190UXi 25W ( オートデミング有効で暗め蛍光灯下使用時 )
パイオニア TF-DH7 2W ( 待機電力 )
PS3 CECH-2000A + torne 80W ( 録画時 )
BRAVIA KDL-40X2500-S 240W ( バックライト初期値 ) 139W ( バックライト最小値 )
TOSHIBA REGZA 32R 72W ( 蛍光灯下使用時 )

構成によって大きく違うので、あまり参考にならないかもしれないが一応メモ。
サーバーとして使用していた Celeron 2GHz(ネットバースト) の PC 51W ( アイドル時 )
メイン開発用PCとして使用していた Corei7 920 + GeForce9600GT の PC 130W ( 1日使用平均 )
リプレースした Atom サーバー 22W ( アイドル時 )
リプレースしたメイン開発用PC モバイル Corei7 Sandy Bridge 15W ( 1日使用平均 )

照明の蛍光灯や電球は、計測しても書かれている消費電力表示そのまま。

投稿者 Takenori : 19:37 | トラックバック

2011年05月07日

LEDシーリングライトを購入

東芝 E-CORE LEDH94002Y-LC を買った。
東芝、天井面に光が広がる丸形のLEDシーリングライト

もともと付けていた蛍光灯のシーリングライト 42W+30W ( 72W ) から 60W のLEDシーリングライトなので最大時はあまり省エネ効果はない。
ただ、購入した LEDシーリングライトは部屋の明るさに応じて自動で明るさを調節してくれるので、昼間はもっと消費電力が低いことが期待出来る。
また、20段階で明るさ調整出来るので、明るさを抑えればその分消費電力を抑えることが出来るのが魅力でもある。
現在部屋では、机の上の部分照明と部屋の照明があるので、部屋の照明はそんなに明るくなくても作業に支障はない。
数日前の WBS でも部分照明と組み合わせて省エネ化の話をやっていた。
部分照明は、LED 電球を付けたクリップライトを 2つ付けている。
5W くらいの LED 電球なので、これは 10W 程度。
元々は、20W の蛍光灯を部分照明として取り付けていたのを交換したので、ここは消費電力半分になっている。
LEDシーリングライトは少し暗めにして自動調整を有効にした。
これで出来るだけ昼間に活動するようにすれば、だいぶ消費電力を抑えられるものと思われる。
私の場合、部屋で一日中開発している関係上部屋の照明の消費電力は結構大きい。

計算すると元々は、(72W+20W) * 16時間 * 30日 = 44.16kW 。
これが、 (60W+10W) * 16時間 * 30日 = 33.6kW (MAX) となる。
24% 程度削れている。
たぶん、少し暗めに設定したのと、自動調整から 30% 以上削減できるのではないかと見ている。

薄さは期待したほどではなかったというか、設置用の金具部分が天井から出っ張っている関係か天井とライトの間に隙間が出来て、その隙間のせいで薄さが感じられない。
手前が平面になった構造も影響していそう。
金具部分を吸収するように中心付近が出っ張った半円構造ならもっと薄く感じられたんじゃないかと思う。
測ってみれば今までよりも薄いのは間違いないんだけど。

明るさは最大時は今までと大差ない。
交換した瞬間の感想は、「普通」。
今までと一緒だなと思った。
暗いというレビューも見ていたのである程度は覚悟していたんだけど、そんなことはなかった。
違和感なく使えるのはいいんだけど、ちょっと近未来っぽさを期待していたので少し残念。


対費用効果について
元々LEDシーリングライトは少しでも電気代削減できればいいと思って買ったので、自分としては対費用効果はあまり重要じゃなかったんだけど、一応計算してみる。

LED が4万時間持つとしたら、1日16時間付けていた場合は、約 7年持つ。
蛍光灯リモコン付きのシーリングライトが12000円として、毎年蛍光灯交換したら 2本で1000円として7000円、合計は 19000円。
20W の蛍光灯はちらつきを抑えるためにインバーターに改造したものだったので本体は3000円くらいで、蛍光灯 1本は 200円くらいだから、4400円。
蛍光灯の場合は合計 23400円。
LEDシーリングライトと電球、クリップライトを合わせると、31833円 + 3404円 + 3404円 + 900円 + 900円 = 40441円 。
この時点での差額は、17041円 マイナス。
電気代削減見込みは部分照明と合わせて 月400円 * 12ヶ月 * 7年 = 33600円。
と言うことで、本当に7年持って、かつ毎年蛍光灯交換していたとしたら、16559円得する計算。
損すると思っていたので、意外にプラスになっていて少しびっくりするが、まあ条件が多少変わったとしても大きく損すると言うことはなさそうだ。

実際問題としてどれくらい持つかはこれからのお楽しみ。

投稿者 Takenori : 03:19 | トラックバック

2011年05月04日

家庭での自家発電コストはいくらか

電力会社から日に日に電気買いたくなくなっていく。
で、結局家庭で自家発電した場合のコストはいくらなのか?
幾つか計算してみた。

最初に計算結果を書くと以下の通り。

方式 燃料 燃料単価 1kWh当たりコスト
東京電力 ミックス 不明 17.87円 ~ 24.13円 (21.4~28.9円)
関西電力 ミックス 不明 16.76円 ~ 25.55円
エネファーム 都市ガス 144.83円 ~ 101.99円 36.2円 ~ 25.5円
エコウィル 都市ガス 144.83円 ~ 106.19円 56.9円 ~ 41.7円
ホンダ発電機 EU55is ガソリン 150円 37.26円
ホンダ発電機 EU9i ガソリン 150円 109.3円
三菱発電機 MGC900GP プロパンガス 330円 97円
マキタ発電機 RGi5 プロパンガス 330円 126.9円

初期費用、基本料金、メンテナンスコストは含んでいない。
東京電力の括弧内の数値は2割電気代を上げたもの。
エネファーム強い。
2割電気代が上がると電気代と大差なくコストで発電できる。
ただ、エネファームは電気がないと発電できない仕組みなので、この他に電気も使う。
エコウィルも同じ。
後、発電機類は他にエンジンオイルも必要。
計算方法は後で書くが、間違っている可能性もある。

この記事によれば、エネファームは『電気事業法』の制約で電力会社の電気がないと動かないようになっているようだ。
もう技術的に家庭用ガス発電で、現在の電気代に肉薄する装置は作れると思われる。
後は装置価格と規制緩和か。

太陽光発電はほとんどイニシャルコストでランニングコスト出しづらいので除外しているが、20年~10年で初期費用をペイ出来ると試算されている。
今、全量買取制度が議論されているので、これが通ればもっと短い期間でペイ出来るようになる。
8年以下かもっと短い期間とも。
そうなると太陽光発電はかなり魅力的になる。

以下、実際の計算。

エネファームで試算してみる。
機器のスペック は、ここで見られる。
燃料電池発電ユニット と 排熱利用給湯暖房ユニット が分離して書かれているのでその辺りよくわからないが、燃料電池発電ユニットの仕様で計算してみる。
最大ガス消費量は、2.2kW(1,892kcal/h)と書かれている。
この最大ガス消費量の時に 700W 発電すると仮定する。
東京ガスの都市ガスの熱量は、東京都・神奈川県・千葉県・茨城県・栃木県・埼玉県では45MJ/m3(10,750kcal/m3)となっている。
つまり、1,892kcal/h は 0.176 m3 (176L) に相当する。
東京ガス料金表を見ると、単位料金(円/m3)は、最高 144.83円でエネファームプランで最大使うと 101.99円。
ガス代は、いっぱい使うと安くなる仕組み。
176L で、700W と言うことは、1kW で約 251L。だいたい1m3(1000L)の1/4になる。
144.83 / 4 = 36.2075 円
101.99 / 4 = 25.4975 円

東京電力の電気代は、17円87銭 ~ 24円13銭。ガス代とは逆に使えば使うほど高くなる仕組み。


エコウィルの場合は、最大ガス消費量で4.92kW(4,230kcal/h)で発電出力 1kW。
エコウィルプランの場合、最低料金が少し上がって106.19円。
393L で 1kW発電。
これで計算すると1kW当り 56.91819円 ~ 41.73267円。


小型のホンダ ガソリン発電機 EU9i で計算。
900W * 3.2時間 = 2.88kWh 発電。
燃料代は 2.1L * 150円 = 315円。
これで単価を出すと1kW当り 315 / 2.88 = 109.375円
もし、ガソリンが安くなって 90円くらいまで下がると
2.1L * 90円 = 189円
189 /2.88 = 66円
これくらいになる。

大きなホンダ ガソリン発電機EU55is で計算。
5500W * 10.1時間 = 55.55 kWh 発電。
燃料代は 13.8L * 150円 = 2070円。
これで単価を出すと1kW当り2070 / 55.55 = 37.26円

もし、ガソリンが安くなって 90円くらいまで下がると
13.8L * 90円 = 1242円
1242 / 55.55 = 22.35円
これくらいになる。

ガソリン発電機もコスト的にいい勝負する。


三菱携帯発電機 MGC900GP ( PDF ) の場合。
ボンベ 5kg は、2500L。
プロパンの価格を見ると、1m3 ( 1000L ) で 330円。
つまり、ボンベ 5kg では、825円。
10時間 x 850W = 8.5kWh
825 / 8.5 = 97円
少し高めだが、携帯用と言うことで仕方ないか。
もっと大型のがあればコスト的に張り合えそうな気がする。


マキタのプロパン、ブタン両用式のものの場合。
13時間 * 500W = 6.5kWh
825円 / 6.5 = 126.92円
こちらはもう少し高い。
ただ、カセットコンロのボンベも使えるようになっているので、非常時の汎用性は高い。


幾つかの方式でコストを計算してみたが、めちゃくちゃ高いと言うことはないようだ。
と言うか、これを見ると大規模でやっている電力会社の電気代の高さが際立つ。
工場等で自家発電設備を持った方がかなり割安というのも納得できる。
家庭では難しいが、企業であればもっと大型の効率の良いものが使えて、燃料も安く買えるだろうから電力会社から買うよりも安くなるんだろう。
家庭の場合も上記の通り今後の電気代等の推移から考えると、自家発電も悪くない選択肢になってくるかもしれない。
電力会社から出来るだけ電気買いたくないのであれば、考える余地はある。

投稿者 Takenori : 21:52 | コメント (1) | トラックバック

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