ダウンロード
解説
Android用のスライドノベルアプリを生成するためのツールです。
このツールとAndroid開発環境を用いて、apk化します。
apkしたアプリは、Android Marketに登録して販売等出来ます。
本ツールはInno Setupで作られています。
Inno Setup License
事前準備
Androidアプリの生成のためには、Androidのビルド環境が必要です。
JDKとAndroid SDK、Ant をセットアップする必要があります。
使い方
Androidのビルド環境をセットアップします。既にセットアップされている場合はそのまま進めます。
generate.exe を起動すると、UACで警告が出るかもしれませんが、気にせず進めてください。
インストーラーを流用してジェネレーターを作っているので、このようになっています。
起動すると、以下の画面が出ます。
「アプリケーション名:」はタイトルを入れます。この名前でAndroidにアプリ登録されます。
「パッケージ名:」は、全Androidアプリで一意になるように(重複しないように)つけます。
命名規則等詳しい付け方は、検索してください。
デフォルトでは、ドメイン名に「com.slidenovel」が入っていますが、独自ドメインを持っている人は自分のドメインにしてください。
持っていない場合は、「com.slidenovel」を使って問題ありませんが、他の人と重複しないように自分の名前とアプリ名を加えて出来るだけ重複しないようにしてください。
重複しそうな場合は、かぶらないような名前を入れてください。
後、事前にAndroid Marketでパッケージ名で検索して重複しないように調べた方が良いです。
独自ドメインの場合は、他の自分のアプリと重複しないようにパッケージ名を管理してください。
「バージョンコード:」は、そのアプリのバージョン番号を1から順につけていきます。
アプリをバージョンアップする時は、ここの数値を1増やします。
バージョンアップのためにバージョンコードは、自分で管理する必要があります。
「バージョン名:」は、人が視認しやすいバージョン名をつけます。
良くある形として「1.0.0」を設定しています。
一番上がメジャーバージョン、2番目が機能追加等で増やすバージョン、2番目がバグフィックスで増やすバージョンという形でつけられることが多いです。
独自の情報集約ページを持たせる場合はここでチェックをつけます。
基本的にはそのままで問題ないと思います。
チェックをつけた場合は、次の画面が出ます。
つけない場合は飛ばされます。
全画面でチェックをつけた時に表示されます。
「ページ名称:」は、アプリのメニューに表示される文字です。
あまり長いと改行されてしまいます。
「URL:」は、アプリのこのメニューを押した時に表示されるサイトのURLを入力します。
Androidアプリのアイコンとして設定するファイルを指定します。
基本的に 72x72サイズのPNGファイルを指定します。
ノベルのスクリプト等が入ったフォルダを指定します。
これがアプリの中身となります。
Android SDKをインストールしたフォルダを指定します。
インストール先と出ていますが、実際はアプリのソース等の出力先です。
ここでインストールを押すと生成が始まります。
プログレスバーが進みます。
すぐに終わります。
完了です。
完了したら、コマンドラインで生成されたフォルダに移動して、「ant debuge」もしくは、「ant release」とするとbinフォルダにapkファイルが生成されます。
最終的にAndroid Marketにアップロードするのは「SlideNovel-unsigned.apk」です。
このファイルに電子署名をつけて、適当な名前にリネームします。
電子署名については、「Android 電子署名」等で検索してください。
電子署名のないアプリは端末にインストール出来ません。
また、発行元の証明でもあるので電子署名ファイルとパスワードは厳重に管理してください。
アプリをバージョンアップする時に電子署名が異なっているとバージョンアップすることが出来なくなります。