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解説
羽々斬(吉里吉里Java) のAndroid 実装です。
羽々斬は吉里吉里2をJavaに移植した吉里吉里2互換システムです。
TJS2 で組まれた様々なシステムが動作します。
PC版、Android apk 作成用の SDK については、羽々斬(吉里吉里Java)のページを参照してください。
起動したらSD内のフォルダ/XP3ファイル一覧が表示されるので、dataフォルダまで移動して、そこで「このフォルダで実行」を選択するかXP3ファイルをタップすると羽々斬が起動します。
セーブデータは起動対象ファイル/フォルダに_savedataを付けたフォルダです。
基本的に吉里吉里2用に作られたものをそのまま持ってくれば動作しますが、tjsファイルは事前にコンパイルしておかないと起動にかなり時間がかかります。
プロジェクトページから最新版をダウンロードしてコンパイルを実行してください。
コンパイルは、TJSスクリプトで Scripts.compileStorage("system/MainWindow.tjs"); のように記述します。
コンパイル後のバイトコードファイルはsavedataフォルダに出力されます。
コンパイルは、SDKに添付されているコンパイル用のスクリプトを使うと、ウィンドウにTJSスクリプトをD&Dするだけで可能なので楽です。
羽々斬は吉里吉里2互換システムですが、Androidで動作させるためいくつかの制限事項が発生しています。
詳細は、マニュアルを参照してください。
設定で画面左端にパフォーマンスバーを出せます。
一番左の緑はCPU負荷。
次の赤はメモリ使用率で、これが上限まで行くとOutOfMemoryErrorで落ちます。
次の黄はJavaヒープ使用率です。
これらのバーの更新は画面の更新と同期しているので、画面が更新されないとバーも更新されません。
メモリ節約のためにレイヤーが非表示になると同時にレイヤーが保持している画像を解放するオプションがデフォルトで有効になっています。
設定で変更可能ですが、セーブ等を考慮すると表示前に画像を読み込むように記述してある方が好ましいと考えられます。
- 更新履歴 -
2012/08/15 0.3.3 rev.10 / engine α2:
パフォーマンスバーを設定で表示/非表示出来るように対応。
missingメソッドをコールするように設定した時にプロパティのセット時メンバが存在している時にコールされていたのを修正。
KAGParserでタグ名、属性名、マクロ名で全角大文字が全角小文字に変換されていたのを変換されないように修正。
2012/08/14 0.3.2 rev.9 / engine α2:
XP3アーカイブでファイル終端を超えて読まれる場合に適切に-1を返すように修正。
2012/08/12 0.3.1 rev.8 / engine α2:
キーコードの対応でkeyUp側が漏れていたので対応。
ブラウザでリンクを開いた時のインテントが処理できていなかったのを修正。
2012/08/11 0.3.0 rev.7 / engine α2:
*.xp3形式のインテントを受けて、ダウンロード/起動に対応。
キーボードの十字キーとパッドの十字キーに同じキーコードを割り当てていたのを変更。
ゲームパッドの入力で割り当てていたキーコードを変更。
2012/08/10 0.2.0 rev.6 / engine α2:
xp3ファイルを選択して起動が出来るように対応。
セーブフォルダを固定ではなく起動対象ファイル/フォルダに_savedataを付けたフォルダになるように変更。
設定画面の追加。
設定画面でレイヤー非表示時の画像メモリ解放と画像メモリ遅延確保の設定を変更できるように対応。
2012/08/08 0.1.2 rev.5 / engine α2 :
ダウンロード/ファイルコピー対応。
assets読み込みでもセーブデータがSDか内蔵メモリに保存されるように修正。
遅延画像確保をオプション化。
レイヤー非表示時に画像メモリ解放をオプション化。
ログの設定をオプション化。
アクティブ/デアクティブイベントに対応。
回転イベントに対応。
レイヤー位置指定に対応。
その他不具合修正。
2012/05/28 α2 rev.4 :
TJS2 のコンパイルの高速化。
TJS2 バイトコード読込の高速化。
その他軽微な高速化。
文字描画で意図したように描画されないケース(モード)があったので修正。
colorRect 不具合修正。
2012/05/16 α1 rev.3 :
Menu 対応。
VideoOverlay 対応。
ブレンド処理対応。
PNG のインデックス読み込み対応。
アプリ終了時 kill するように変更。
不具合修正&高速化。
2012/04/15 :
VM のスレッドをGUIスレッドから分離しスタック量を増加(64KB)。
CPU 負荷表示機能を追加。
メモリ使用量削減。
キー入力に対応。
MENUキーをESCキーとして扱うように変更。
スクリプトからの終了呼び出しの不具合修正。
purgeImageメソッド追加。
サウンドイベント対応。
押下位置等画面サイズのスケーリングに対応。
画像の遅延確保機能追加。
8bitカラーを独自クラスに変更。
2012/03/27 : 初回リリース。