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2011年05月07日

LEDシーリングライトを購入

東芝 E-CORE LEDH94002Y-LC を買った。
東芝、天井面に光が広がる丸形のLEDシーリングライト

もともと付けていた蛍光灯のシーリングライト 42W+30W ( 72W ) から 60W のLEDシーリングライトなので最大時はあまり省エネ効果はない。
ただ、購入した LEDシーリングライトは部屋の明るさに応じて自動で明るさを調節してくれるので、昼間はもっと消費電力が低いことが期待出来る。
また、20段階で明るさ調整出来るので、明るさを抑えればその分消費電力を抑えることが出来るのが魅力でもある。
現在部屋では、机の上の部分照明と部屋の照明があるので、部屋の照明はそんなに明るくなくても作業に支障はない。
数日前の WBS でも部分照明と組み合わせて省エネ化の話をやっていた。
部分照明は、LED 電球を付けたクリップライトを 2つ付けている。
5W くらいの LED 電球なので、これは 10W 程度。
元々は、20W の蛍光灯を部分照明として取り付けていたのを交換したので、ここは消費電力半分になっている。
LEDシーリングライトは少し暗めにして自動調整を有効にした。
これで出来るだけ昼間に活動するようにすれば、だいぶ消費電力を抑えられるものと思われる。
私の場合、部屋で一日中開発している関係上部屋の照明の消費電力は結構大きい。

計算すると元々は、(72W+20W) * 16時間 * 30日 = 44.16kW 。
これが、 (60W+10W) * 16時間 * 30日 = 33.6kW (MAX) となる。
24% 程度削れている。
たぶん、少し暗めに設定したのと、自動調整から 30% 以上削減できるのではないかと見ている。

薄さは期待したほどではなかったというか、設置用の金具部分が天井から出っ張っている関係か天井とライトの間に隙間が出来て、その隙間のせいで薄さが感じられない。
手前が平面になった構造も影響していそう。
金具部分を吸収するように中心付近が出っ張った半円構造ならもっと薄く感じられたんじゃないかと思う。
測ってみれば今までよりも薄いのは間違いないんだけど。

明るさは最大時は今までと大差ない。
交換した瞬間の感想は、「普通」。
今までと一緒だなと思った。
暗いというレビューも見ていたのである程度は覚悟していたんだけど、そんなことはなかった。
違和感なく使えるのはいいんだけど、ちょっと近未来っぽさを期待していたので少し残念。


対費用効果について
元々LEDシーリングライトは少しでも電気代削減できればいいと思って買ったので、自分としては対費用効果はあまり重要じゃなかったんだけど、一応計算してみる。

LED が4万時間持つとしたら、1日16時間付けていた場合は、約 7年持つ。
蛍光灯リモコン付きのシーリングライトが12000円として、毎年蛍光灯交換したら 2本で1000円として7000円、合計は 19000円。
20W の蛍光灯はちらつきを抑えるためにインバーターに改造したものだったので本体は3000円くらいで、蛍光灯 1本は 200円くらいだから、4400円。
蛍光灯の場合は合計 23400円。
LEDシーリングライトと電球、クリップライトを合わせると、31833円 + 3404円 + 3404円 + 900円 + 900円 = 40441円 。
この時点での差額は、17041円 マイナス。
電気代削減見込みは部分照明と合わせて 月400円 * 12ヶ月 * 7年 = 33600円。
と言うことで、本当に7年持って、かつ毎年蛍光灯交換していたとしたら、16559円得する計算。
損すると思っていたので、意外にプラスになっていて少しびっくりするが、まあ条件が多少変わったとしても大きく損すると言うことはなさそうだ。

実際問題としてどれくらい持つかはこれからのお楽しみ。

投稿者 Takenori : 2011年05月07日 03:19


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