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2014年12月20日

Ingress ポータル申請/審査ユーザーピアレビュー方法を考える

5000人規模の「Ingress」バトルがいよいよ開催で、ポータル審査のユーザーピアレビューについて言及されている。
ingress Seerメダル一時休止の反応とポータル申請のこれから。で、ポータル申請方式を予想しているが、基本的に投票方式で不正を防ぎづらい形。
投票方式ではなく、不正をすることが困難な仕組みについて考えてみる(予想ではなく、仕組みについて考えただけ)。

以下、不正をしづらい方法について

1. ポータル候補ガイドラインの厳格化・リスト化
まず、今のようにある程度幅のある形では、ユーザーが判断に困るので、ポータルに出来るのはこういうものですとリスト化する。

2. ポータル申請時に種類を選択する
今は、写真、名前、説明、位置を指定して申請しているが、これに加えて、上記1でリスト化されたものの内どれに該当するか選ぶ。

3. 写真に写っているものを当てるミニゲーム追加
グリフハックゲームのような形で、写真に写っているものが何かを選ぶミニゲームを追加する。
このミニゲームで出てくる写真がポータルとして申請されたもの。
リストの中から申請時に選ばれたものとゲームでユーザーが選んだものが一致すれば、申請されたポータルは、ポータルとして受理しても問題ない可能性が高まる。
ただ、申請写真だけでは正解/不正解が判定できないので、既にポータルとなっているものやリジェクトされたもの、他の写真などを加えて、正解があり、ゲームとして成功/失敗が判定できるようにする。
このゲームで申請された物以外正解であった場合、申請されたものも正解の可能性が高い。
逆に、不正解であった場合は、申請されたものも怪しいので、カウントしない。
正解した時に選ばれたものをカウントし一定値を超えたものが、申請時に選ばれたものと一致した場合、ポータルとして認める。
申請されたものと用意された問題を識別できないように提示することで、不正を行いづらくなる。
過去にリジェクトされた学校などポータルにならない施設も含めることで、より信頼性を高められる。

以上が不正をある程度排除可能な仕組み。
当然、自分で申請したものは判別できるので、問題には加えず、またプレイヤーの周辺地域のものも判別できる可能性があるので、ある程度離れたところのものを出題する。
プレイヤーの周辺地域であれば、不正をする意味はあるが、遠い場所のポータルとなると不正をする意味は薄くなると言うのもある。
ポータルの位置については、従来どのように判定していたのかわからないが、地図、衛星写真、ストリートビューを使って判断していたとしても限界があるので、今まで通りプレイヤーの修正申告などに任せる形で問題ないように思う。
4.位置の検証
もし、ここも何とかしようと言うのなら、受理された新規ポータルをハックする時、ポータル写真と同じ位置から同じような写真を撮ってもらい、類似性を判定し、そこにあることを確認する方法がある。
もし、そのものがなくて写真が撮れない場合は、なしとして、一定数以上になったらリジェクトする。
この方法で位置についても信頼性を高められる。
自動判定が困難なら、ミニゲームで同じものを写しているかどうかと言うのを追加して、ユーザーが判定する形でもいい。

不正を排除して、ゲームの一部として審査プロセスを組み込むとすれば、この方法で行ける。
3のミニゲームまでであれば審査しているかどうかもわかりづらい。
人の顔やナンバープレートは自動判定で除外できると思うが、地蔵など人を模したものが誤判定される可能性があるので、怪しいものについてある程度中の人の力が必要かもしれない。

投稿者 Takenori : 2014年12月20日 20:59



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