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2011年03月20日

夏をどう乗り切るのか?

東電、発電能力2割増へ 4月末までに2火力再開

まあ、当たり前と言えば当たり前だけど、やはり夏場の電力は全然足りない。

もう忘れてしまった人がいるかもしれないけど、去年の夏は暑かった。
クーラーがないと熱中症で死んでしまうくらいに。
熱中症での死亡は良くニュースになるので去年だけに限らず、暑いと死者が出る。
暑くなればなるほど電力需要は伸びて、計画停電エリアと時間が延びる。
停電中はクーラーが使えないので、熱中症の危険は増す。
体力のない小さな子供や高齢者はかなり危険。
北海道等に一時的に疎開する準備をすぐにでも始めないと間に合わないのではないか?とも思う。
また、通勤等で体力を大きく消耗して弱っている会社員も危ない気がする。

原子力発電所を建てるには 7年くらいは必要なようだ。
島根原子力発電所3号機の建設状況
耐震や津波などの安全強化が必要になるだろうから、もっと工期は延びる可能性もある。

ガスタービン発電設備なら数ヶ月とニュースで言われて、夏に間に合う可能性があるとかも。
でも、その可能性に頼るのは危険だし、それでも足りてない。

短期的には、とにかく人と会社を関東から減らすしかないと思っている。
発電設備は間に合わないし。
今は、ちょっと非効率なのと我慢すればなんとかなっているからいいかと言う程度かもしれないけれど、夏は違う。
クーラーを止めて暑い中仕事すれば効率はがた落ちになる。
その上時々停電、熱中症の危険という危ない状況になる。

電気が足りないままだったら関東から移動する人は増えるだろうけど、4月中に計画停電がなくなって少し落ち着きを取り戻すと移動する人は減るだろうから、その辺りからが危険。
夏場だけでも人が減ってなんとかなるといいのだが……

投稿者 Takenori : 2011年03月20日 02:11


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