« サツマイモ苗実験4 | メイン | トマトを植え替えたり »

2013年06月18日

サツマイモ苗は日の当たる場所で

サツマイモの苗を水につけておくとき、日の当たらない場所に置いておくのが良いという言われていて、そのようにしていたが今回暗所と日の当たる場所で比べてみた。
この写真だと少しわかりづらいが、まず日の当たる場所に5日間置いておいたもの。

satumaimo20130618001.jpg

次に暗所で5日間置いておいたもの。

satumaimo20130618002.jpg

見ての通り根の張り方がかなり違う。
日の当たる場所に置いていた方が、よく伸びている。
太い根から伸びる細い根も出てきていて、これくらい根が出ていると簡単に根付きそうだ。

2日目くらいの時だと大差ないように見えたし、最初の1日だと暗所の方が伸びているようにも見えた。
差はわずかだけど。
実際に根出しする時は2、3日くらいなので、それであれば日当たりは関係ない。
日当たりがあると、根が短い間は日中しおれているので、その辺りの影響もあって日陰に置くのが通説なのかもしれない。

日が経った後の伸びの差は光合成の有無と水温だろうか?
暗所に置いていたペットボトルの水は持ったときに冷たいと感じるが、日の当たる場所の方は暖かいというかぬるいと感じる。
水温が高いおかげでよく伸びている可能性がある。
後、暗所に5日置くと葉が黄色くなるが、日が当たっているとそんなことはないのでその辺りの差もありそう。

前回の苗は毎日水を替えたが、今回は5日間変えていない。
どうも変えない方が伸びが良いようなので、水温は関係していそうな気もする。
あまり長期間水を替えないと根腐れを起こすので、今日水を交換しておいた。
根腐れの原因は水中の酸素量らしい。

当たり前とも思えるが経験的に根がよく伸びていると活着が良いので、1週間程度日の当たる場所で水につけておくのがバランスのとれた良い方法かもしれない。
ポットに植えるのはちょっと面倒。
日陰で干して水につける方法と水にしばらくつける方法で成長にあまり差がないのなら、どちらを選択してもそれほど手間は変わらなさそうだけど。

imopet.jpg

投稿者 Takenori : 2013年06月18日 00:06


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kaede-software.com/mt/tb-ping.cgi/2264


Total : Today : Yesterday :