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2011年04月25日

液晶は明るさ下げるとすごい省エネ

液晶テレビや液晶ディスプレイでバックライトの明るさ設定などがある場合、デフォルトではたぶん最大になっていると思うけど、それを最小まで下げるとかなり消費電力が減る。

液晶テレビの BRAVIA KDL-40X2500 では、デフォルトの最大の時消費電力を測ると 234W だった。
40インチとは言えかなりの消費電力。
でも、設定でバックライトの明るさを最小まで下げると消費電力は 140W まで下がった。
見た目の明るさは少し暗くなるけど、テレビを見るのにほとんど支障はない。
これで 40% 以上も消費電力が下がるのだから、設定を変更しない手はない。

液晶ディスプレイも明るさを下げると消費電力が減る。
NEC MultiSync LCD2190UXi の最大消費電力は 50W だけど、明るさ下げて周囲の明るさで画面の明るさ調整する機能を有効にしていると蛍光灯下では、消費電力は 25W だった。
消費電力半分になっているけど、特に画面が暗いとは感じない。

他に家にある REGZA や AQUOS は明るさセンサー付きだった。
家にある REGZA はデフォルト有効で AQUOS は OFF になっていた。
両方センサーを有効にして、明るさも見るのに支障のない程度に下げた。
こちらは消費電力測っていないけど、省エネ効果は期待出来ると思う。

見た目あまり変わらず大きく消費電力を減らせるので、一度設定を確認してみるといいと思う。

投稿者 Takenori : 17:19 | トラックバック

2011年04月23日

torne の消費電力

【torneレビュー】HDDレコーダーとの消費電力比較 で旧型の PS3 に torne を接続した場合の消費電力は計測されているけど、現行の薄型では計測されていなかったので測ってみた。

結果を先に書くと以下の通り。
73W~74W 視聴中
77W~78W 録画中

これに外付け HDD の消費電力 8W 程度が加算される。
外付けは、3.5 インチだとだいたいこれくらい。
もちろん省電力タイプだったりするともっと下がるだろうし、2.5 インチや SSD だともっと低い。
8W を録画時に加算すると、以下の通り。

85W~86W 録画中


計測は SANWA SUPPLY TAP-TST5 ワットチェッカー で行った。
PS3 は、PlayStation 3(120GB) チャコール・ブラック(CECH-2000A)。
PS3 内蔵の HDD を省電力の SSD にすれば 1W~2W 程度下がるかもしれないが、たいした効果は見込めない。

ブルーレイレコーダーが 20W ~ 50W 辺りであることを考えると新型 PS3 でも結構消費電力は大きい。

投稿者 Takenori : 16:53 | トラックバック

2011年04月20日

CATV をデジタルに

CATV 会社からデジタルに切り替えろと何度も連絡があったので切り替えることにした。
とは言っても、元々 CATV のパススルーで地デジを見ていたので、切り替える意味はあまりない。
アナログに STB 付ければ地デジが見られるとか言う話をしたら、CATV では 2015年まではアナログも見られるとか。
で、じゃあデジタルプランに切り替える意味ないですよね? と確認したら、そうですねと……
うーん……
ただ、一番安いプランにしたら1000円くらい安くなるからそれがメリットかな?
今よりも見られる番組減るけど、最近一般放送以外ほとんど見ていなかったから特に困らない。
でも、やっぱり切り替える意味ないよなぁ。
STB も要らないから、節電のためにもコンセント抜いておいた方がいいかな。

投稿者 Takenori : 23:43 | トラックバック

2011年04月18日

原発を減らすために出来る12のこと

原発を減らすために出来ることを幾つか考えてみました。
基本的には、消費電力の削減と原発以外の発電方法の促進が主な出来ることだと思います。

1. 継続的な節電
2. 省エネ機器への買い換え
3. 電力以外の機器への転換
4. 自家発電機器設置(ソーラーパネルの設置など)
5. 選挙で原発からの転換を掲げている人を選ぶ
6. 原発以外の発電について研究開発しているところへの投資
7. 原発以外の発電方法で電気を売っているところへの投資
8. 原発以外の発電方法の研究開発
9. 減らす方法の啓蒙活動
10. 原発は必要というウソに惑わされず、本当に必要か?代替手段はないのか?と調べ正しい知識を身につける
11. 省エネ効果の高い住宅に住む
12. 継続的な活動 ← 一番重要


1. 継続的な節電
一時的に節電したのではあまり意味がありません。
原子力発電をなくすためには、将来にわたって消費電力を減らしていく努力が必要です。
だから、継続可能な方法で節電する必要があります。


2. 省エネ機器への買い換え
一番手軽に消費電力を減らす方法です。
買い換えにお金は必要ですが、お金があればすぐにでも出来ます。
何でどれくらい減らせるのかは、省エネ家電の効果 にある程度まとめました。

1995年以前の冷蔵庫を使用しているのなら積極的に買い換えた方がいいです。
1999年以前の冷蔵庫も買い換えた方がいいです。
エアコンは2000年以降改善の幅は小さくなって来ていると言うことなので、それ以前のエアコンを使用しているのなら買い換えの効果は大きいと思いますが、比較的新しいものを使用している場合は効果が薄いです。
照明は、ほとんど蛍光灯になっていると思いますが、白熱球を使用しているところは出来るだけLEDや蛍光灯タイプに交換した方がいいです。
蛍光灯の照明も最近 LED タイプのシーリングライトが出てきているので、それに買い換えることである程度効果が見込めます。
テレビは思っているほど省エネ化されていません。
ただ、ブラウン管から最新のLEDバックライトタイプの液晶テレビにすれば、かなり減らすことが可能です。
パソコンは、最近省エネ化が進んでいる機器です。
ただ、処理能力の高いものはやはり消費電力が大きいです。


3. 電力以外の機器への転換
現在はほとんどの機器が電気でも動くようになっていますが、全てではありません。
ガスや灯油などで動くものはいっぱいあります。
ガス冷房などもあり、電気でしか実現できないと思っていたものが、実は他のエネルギーで代替可能な可能性もあります。
電気で動くものから他のエネルギーで動くものへ転換すれば、その分消費電力を減らすことが出来ます。


4. 自家発電機器設置(ソーラーパネルの設置など)
エネファームやエコウィル等を設置することで、自家発電しながらお湯を沸かす等出来ます。
また、太陽光発電を設置すれば、自然エネルギーを利用した発電が可能です。
自家発電を設置すると、原子力発電以外の方法で発電した電気を利用できます。
政府や他の人の影響なしに、個人で発電方法を選べるのが大きいです。


5. 選挙で原発からの転換を掲げている人を選ぶ
選挙は多くの人が政治に参加できるチャンスです。
原発推進派や反対派など様々な人がいるので、原発の削減を訴えている候補者に投票することで、原発の削減を進められます。


6. 原発以外の発電について研究開発しているところへの投資
新エネルギーの開発を行っている会社はいくつもあります。
それらの会社に投資することで、新エネルギーの開発を促進し、原発からの転換を促すことが出来ます。


7. 原発以外の発電方法で電気を売っているところへの投資
原発以外の方法で電気を売っている会社が幾つかあります。
それらの会社に投資することで、新エネルギーの利用を促進し、原発からの転換を促すことが出来ます。


8. 原発以外の発電方法の研究開発
学生や若い人達は、新エネルギーの開発者になるという道があります。
原子力発電よりも有望な新エネルギーを作り出すことが出来れば、原発からの転換を促すことが出来ます。


9. 減らす方法の啓蒙活動
原発を減らすにはどうすればいいのかわからない人が多いと思います。
私も幾つか方法を考えてみましたが、本当に効果があるのかどうかはわからないものも多いです。
でも、出来ることを考え行動していかなければ原発を減らすことは出来ません。


10. 原発は必要というウソに惑わされず、本当に必要か?代替手段はないのか?と調べ正しい知識を身につける
今まで「原発は安全で、資源の少ない日本には必要だ」と繰り返し言われてきたことを盲目的に信じ何気なく過ごしてきた人が多いと思います。
私はそうでした。
原発が絶対に必要かと言われれば、絶対ではありません。
火力発電での代替は比較的容易に出来るのですから。


11. 省エネ効果の高い住宅に住む
断熱効果の高い家に住めば、冷暖房に使う電気は減らせます。


12. 継続的な活動
喉元過ぎれば熱さを忘れるでは、またすぐに原発の開発が再始動してしまいます。
原発を減らすためには原発の問題を認識し、継続的な活動を行うことが必要です。


上記以外に思い付いたこととして、多くの人に原発の事実を知ってもらうべく広告を出すなどどうだろう?と思いました。
例えばこんな感じに ( これはパロディですが )


以上が私の思い付いた方法です。
もっと他にも良い方法があるのではないかと思います。
どうすればいいかを考え、行動に移していかなければ、原発を減らすことは出来ないと思います。
推進派は既に元の路線へ引き戻そうと必死に活動しているように感じます。
そのような状況を回避して、自分達、子供達の将来のためにも、未来に負債を押しつけるような方法ではなく、希望を見いだせる方法に転換していきたいです。

投稿者 Takenori : 21:37 | トラックバック

LED電球2

付け替えが困難な場所と滅多に点けない場所以外は、LED電球にした。
結局買った LED 電球は6個。
切れてから…… と思っていたけど、さっさと交換してしまった。

今まで 60W の電球、もしくは相当の蛍光灯タイプを使用していた場合は、800ルーメン以上の明るいものを使用すると、だいたい同じか以前より明るくなるので、おすすめ。
いろいろ見た感じでは東芝の LED 電球が評価高いので、私も全て東芝の LED 電球にしている。
口金E17 のミニクリプトン形の場合、「光が広がるタイプ」が今までと近い感じで使える。
「明るさ重視タイプ」の方は、ちょっと指向性が強いというか、範囲が狭く感じる。
確かに明るいんだけど。
横向きにつける器具などの場合は、「光が広がるタイプ」がいい。
横向きなので心配していたけど、普通に使える。

投稿者 Takenori : 11:52 | トラックバック

2011年04月04日

省エネ家電の効果

・エアコンが10年前から最新の省エネタイプへ
・冷蔵庫が15年前から最新の省エネタイプへ
・テレビはブラウン管からLED液晶へ
・照明が蛍光灯からLEDへ
と言う条件で計算して 3割程度減らせます。
この厳しい条件で最大限省エネ機器に頼って3割だから、実際はもう少し効果は低いくなるはずですが。

各種家電が全体に占める割合は、本のエネルギー消費 (2) の品目別家庭用電力消費の推移を使用した。
2010年の情報は、分類 ( と出所 ) が変わっており、計算出来ないため、2009年の資料を使用した。
ただ、2009年の資料と言っても、データは 2003年の物になっている。
この内訳は以下の通り。

冷蔵庫 16.1%
照明 16.1%
ルームエアコン暖房 14.5%
ルームエアコン冷房 10.6%
( エアコン合算 25.1% )
テレビ 9.9%
電気カーペット 4.3%
温水洗浄便座 3.9%
衣類乾燥機 2.8%
食器洗浄乾燥機 1.6%
その他 20.2%

冷蔵庫の省エネ効果は冷蔵庫の消費電力 で書かれている削減量を参考にした。
・1995年以前に製造された冷蔵庫は現在よりも4倍程度電力量を消費
・1999年の平均レベルでも2倍ほど消費
つまり、最大で 1/4になった物として計算。
冷蔵庫の年間消費電力量はリンク先で書かれているとおり、計算方法がたびたび変更になったこともありどの程度信じられるかは難しいところだが、幾つか技術革新もあったようで 1/4 を使うことにする。

照明は、現在ではほとんど蛍光灯だと思う。
そこで、これを LED に交換した場合どの程度削減されるか計算した。
部屋の明かりとしての LED はまだ少ないが、シャープから LED シーリングライトが発売されているので、この値を使うことにした。
このシーリングライトで消費電力 59W。
このシーリングライトだと実際は自動調光などでもっと下がると思われるが、どの程度か不明なので 59W をそのまま使う。
蛍光灯シーリングライトは 40形+32形 72W 辺りだろうか。
3本タイプのものもあるし、もう少し小さいものもあるかもしれないが、このクラスで比較する。
59/72 で 約82%。

60型白熱球だと以下のようになる。
白熱球 54W - 100%
蛍光灯タイプ 10W - 19%
LEDタイプ 8.7W ~ 3W - 16% ~ 6%
ただ、白熱球が使われるような場所は長時間点けることはないし、蛍光灯タイプと LEDタイプを比較すると 87% ~ 30% とシーリングライトとあまり変わらない値なので、82% を使うことにする。

エアコンは 10年前に比べると約半分になっていると主張しているサイトが多い。
確かに消費電力などもそうなっていたりする。
そこで 1/2 として計算することにした。

テレビも機種によって消費電力は大きく異なるので、調べて出てきたもので計算した。
32インチLED液晶テレビの消費電力は、145W ~ 53W だった。
25インチブラウン管 - KV-25SF1 138W - 100%
32インチ液晶テレビ - REGZA 32R1 115W - 83%
32インチLED液晶テレビ - LED REGZA 32RE1 87W - 63%
32インチLED液晶テレビ - VIERA TH-L32C3 53W - 38%

以上で、それぞれ従来と比較して 冷蔵庫 25%、照明 82%、エアコン 50%、テレビ 38% 程度の割合になる。
この値から使用比率を考慮すると、約66% になる。
つまり、34%程度の省エネ。
冷蔵庫、照明、エアコン、テレビ以外は割合が低いのとあまり省エネがうたわれていないので、計算していない。

かなり古い機器からの買い換えなので、全体でこれほど効果があるとは思えないが、買い換えによって大きく削減できることがわかる。

投稿者 Takenori : 02:33 | トラックバック

2011年04月03日

パソコン等の消費電力

機種によって差があるので一概には言えないが、だいたいこれくらい。

デスクトップパソコン50W ~ 150W
モバイルノートパソコン30W ~ 20W
CULVノート18W ~ 10W
ネットブック15W ~ 8W
スマートフォン/タブレットデバイス (Windows除く)2W ~ 3W

ハイエンドモデルなどはもっと消費電力が大きい。
また、デスクトップはモニタの消費電力も別に考える必要がある。
タブレットデバイス も高性能なものになってくるともう少し消費電力は増える。
iPad や Galaxy Tab は、通常使用時は 2W ~ 3W 程度の消費電力のよう。

モニタはこれくらい。

21インチCRT135W ~ 110W
24インチ液晶モニタ110W ~ 55W
24インチLED液晶モニタ79W ~ 17.15W (35W辺りが多い)

デスクトップパソコンでデュアルモニタなどしていると、かなり消費電力が多いのがわかる。
300W 程度は使っていることに。
スマートフォン/タブレットデバイスの消費電力はその 1/100。
電力が厳しい時は、なるべく消費電力の少ない機器を使った方がいいはずなので、必要もないのに大電力の機器を使うのは控えた方がいいかも。


参考:
ノートパソコンの消費電力
パソコンの消費電力について考えてみる
液晶モニター/液晶ディスプレイの消費電力を比較
24型以下の売れ筋 フルHD LED液晶ディスプレイ

投稿者 Takenori : 17:17 | トラックバック

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